地図とは
まずここで言う「地図」ですが、これは登記所備え付け地図の事を指します。詳しくはこちらをご覧ください。
登記上、「○市○町○番」の土地がどこにあり、隣に何番の土地があるかは、この地図によって特定されます。
しかしこの地図、土地の位置関係を特定できると言いながら、必ずしも正確ではありません。
一定地域内に属する各地番の位置関係はこれら地図が根拠となるため、その位置関係に誤りがあると、合筆土地や筆界確認の関係者の判断のような際に問題が生じてしまいます。
以下のような状況で、現況と食い違っていることがあります。
- 位置や形状が違うために、実際には接していない土地が接して描かれている、またはその逆
- 登記記録にある地番が地図上にない
- 地番のない空白の土地がある
- 複数の地番が一つの区画内に「123+456」のように+で連ねて表示されている
▼+表示の例。なお「ム」「ネ」などの標記は、該当する地番が枠外に表示されています。
▼かなり特殊な例ですが、中にはどうしてこうなったのか理解しがたいようなものも。
このような地図の誤りを法務局に訂正してもらうための手続きが「地図訂正申出」です。
地図訂正申出は、各種の資料や現地の状況、周辺住民の方々の申述などを元に、訂正すべき正しい地図の状態を判断し、訂正前後の地図と、その訂正について影響を受ける隣接土地所有者全員の承諾書を作成して行います。